空白テストの裏側事情

テストを解くのを途中で「忘れる」現象

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昨日は上の子、小学4年生の息子の算数のテストの話を書きました。
今日はその続きのお話、こんどは小学一年生の娘のお話です。

昨日書いたように、兄が90点と5点のテストを見せて私とワイワイ話をしていたので、娘も「わたしもテストある!」と出してきました。

予想通り、こちらはどれも高得点。

下の子は頼られるのが好き、お手伝いが好き、座ってひたすら書くのも好きでいわゆる「お勉強」というものに抵抗感がないどころか「好き」と言うタイプです。

なので、同じ漢字を繰り返し書くのも、似たような問題をいくつも解くのもいくらでもいけます。
上の子と全然違うタイプなのです。

だから学校に入っても勉強で困らないタイプ。
テストも高得点ばかりで私が教えようと出る幕はありません。

ところが。

珍しく「70点」と書いたテストが1枚混じっていました。

🍃🍃🍃

あれれ、珍しい。名前でも書き忘れた?と思ってよく見たらなんと。

ラスト1/4程度が空白だったのです。

・・・?空白?

と思い、問題が分からなかったのか聞いてみると「わかるよ、これはこう、ここはこう・・・」とすらすら言います。

では、なぜに空白?

余計に分からず娘に聞いてみたら「わすれちゃった」とのこと。

・・・わすれる??????

1から順に問題を解いていて、途中から解くことを忘れるとはどういうことだと思いますか?

🍃🍃🍃

実は娘から聞いて納得しました。

娘のクラスはテストの時は、早く終えるとタブレットを使ってOKという決まりになっており、タブレットの中にあるゲームアプリで遊べるそうです。娘はそれが毎回とても楽しみで、「ちゃちゃっと終わらせてゲームができるからテスト大好き」と言うほど。

今回どうやら、このテストをやっている途中でそれを思い出し、最後まで終わっていないのに頭がタブレットをすることでいっぱいになってしまったようです。

そんなことある!?

と、思われる方もいらっしゃるはずですが、私はなるほどでした。

昨日の投稿で、息子は好き嫌いが明確で、自由でクリエイティブな性格と書きました。
これは私が学んでいる心理学上のあるタイプ特有のもので、娘は全く違うタイプが強いのです。

どこまでも、想像をのばしていける、連想ゲームがいつまでも続くようなタイプなのです。しかも想像を頭で描くだけでなく、五感全てでそれをリアルに感じることができます。

実は私もこのタイプが強いので、アメブロのほうに以前解説するような記事を投稿してあるのですが、読んだ方に驚かれました。(追々、こちらのブログにも転記していきますね。)

想像がどんどん伸び、しかもそれがリアルだから、テストの途中から頭の中がタブレットに占拠されてしまい、そこから「テスト」に戻ることなくそのまま提出してしまったということだったのでした。

テストに、性格的特徴がこんなに現れるなんて面白いなぁと、娘の70点を見て私は思ったのでした。

🍃🍃🍃

ぼーっとしていることが多い、口数が少ない、怖がり、意見を言えない、遅い・・・

私が子どもの頃、母にこうやってよく怒られましたが、これは「できない子」でなく本当に性格的特徴。
心理学的なひとつのタイプの特徴なんです。

「こんなんでうちの子大丈夫かしら??」と心配されてらっしゃる方がいたら、ぜひメッセージくださいね。

対策の方法もあるし、声のかけ方や、あふれる才能、得意の傾向などお伝えできます♪

その子も何も悪くないし、育て方でもないのです。

周りに理解されづらいタイプなので、私自身はかなり生きづらいと感じてきたのですが、こういうタイプだと知って理解さえできたら大好きな性格になっています。

きっと心配でなく「応援」「サポート」する感覚になれると思いますよ♡

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