いちばん近い大人の世界
あなたにとっての「しごと」とは?
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「あぁ~明日からまた仕事か。嫌だなぁ」
「あぁ~仕事めんどくさい、行きたくないな」
「毎日おしごと大変だけど頑張ってるのよ」
つい、こんな言葉が口から出ていた過去の私。
同じ方、いらっしゃいますか?
仕事の内容そのものは嫌いじゃないけれど、出勤するのが嫌だなぁ。
仕事そのものはいいのだけれど、早起きが嫌だなぁ。
そんな思いがありました。
生きるためには仕事をする必要がある、働いて得るお金が必要。
だから、仕方なく出勤する。
という姿を見ていた我が子がある日「大人になるのは嫌だな。オシゴトしたくないな。」と、言いました。
そこでハッとしました。
大人って、仕方なく仕事をしなきゃいけないんだ。
大人って、嫌でも仕事しなきゃいけないんだ。
仕事って、嫌なものなんだ。
そう感じてしまった子どもが、大人になるのをワクワクするでしょうか?
勉強嫌いと言い、学校も好きじゃない我が子が、やりたいことをやる未来が見えるでしょうか?
それから、子どもの前では「ぼやき」を控えるようにしました。
そして、
仕事そのものは好きだったので、その良いところをたくさん話して挽回しつつありました。
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働き方を変えてからは、楽しさ全開だったので、子どもたちも察したようでした。
なんか変わったと。
ワークショップに連れて行ったり、家で講座をしているのを見ていたり。
パート先で一緒に働く仲間とも一緒にごはんを食べたり遊んだりしてもらい、仲良しに。
つい先日、こう言われました。
「ママ、そんなにおしごと楽しいの?」
この時、シメシメと思ってこう言いました。
「うん、たのしいよ♪どれもたのしいよ♪」
すると「いいなぁ・・・」と言われたのです。
わざと、無理して楽しいふりをしていたのではなく、
今ほんとうに楽しいと感じることばかりできている状況に本当に感謝しています。
楽しいだけでなく、難しいと思うことももちろんありますが。
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勉強するのって、テストで好成績を取るためではなく、
良い学校良い会社のためでもない。
私は子どもたちに、自分の選択肢を広げるために、ある程度の勉強ができていたらいいなと思っています。
そして、自分で生きて行けるようにするための知恵が「勉強」だと思っています。
その「生きていこう」とする力、やりたい、やってみたい、なってみたい、知りたい、そう思えるワクワクした気持ちのために、大人になることを楽しみにしてもらいたい。
私が幸い、働き方を変えられて、子どもたちに自分のしごと姿を見せられるようになったり、ちょっと変わった大人にも会えるようになったりしたことで、
我が子や我が子の友達に、こんな大人やこんな世界もあるんだと、知ってもらえたら嬉しいなと思っています。
皆様のお子さんたちには、「大人」ってどんな風に見えているでしょうか?
あくまでも、捉えるのはその子自身の目であり気持ちなので、大人の思うようには感じてもらえませんが、いちばん近い大人の影響は大きいなと思っています。
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