学校休みました
ぼくは心がインフルエンザ
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先日、息子が朝食の時に「ぼくは今日、学校行かない」と言いました。
クリエイティブで自由な発想が持ち味の息子は、学校はちょっと窮屈な場所。
彼にとっての学校へ行くモチベーションは、
・授業が楽しめる内容(体育や図工、算数や国語でも楽しい内容ならいい)
・給食が好きなメニュー(カレーは欠かさない!)
・大好きなバスケができる(クラブ活動大好き)
・その他わくわくイベントや友達との約束がある
そんなところです。
好き・嫌いが明確で、楽しい・楽しくないに左右され、ふり幅が大きいのが特徴。と、テストの話の時に書いた通りです。
そんなタイプの息子なので、学校行かなくていいものなら行きたくはない、というスタンスです。
とはいえ、彼の大好きな友達は学校にいるので、「学校行きたくないな」と呟いた時にそれなりに声をかければ大体は毎日行くのですが。
この日は違いました。
🍃🍃🍃
「ぼくは、心がインフルエンザなんだ。」
この日、彼はそう言いました。
(ちなみに私はふだんそんな表現は使っていないので彼の言葉と思われます。)
理由を聞いてみたところ・・・前日に嫌なことが重なったようでした。
誰が、何が悪かったのかと探せば、自業自得の部分も大いにあるのですが、それでも心がくさくさしていて学校に無理やりですら行きたくなかったようでした。
友達の言葉、誰かの動きに素早く反応するタイプの息子は、そもそもの動きが大きく目立ちやすい。
それで、他学年の先生にどうもマークされているような感じもあるようです。
そして、担任の先生から怒られても気にしないタイプではありますが、それでも先生からなにか言われたら、彼なりに「まぁ、やるか」と思うような事は、なんとか頑張ってやっている感じ。
私は彼と真逆のタイプなので、先生から怒られるのが嫌なら走らなければいいだけだし、宿題だって時間かからないのだからやればいいし・・・なんてことないのに、と思ってしまうような事柄です。
それが、息子にとってはそうじゃない。
毎日息子なりに我慢したり無理して頑張っていることの心の疲れも、少々溜まっているようでした。
だから私は、これは今日断固として行かないんだな、と感じました。
そういう風に息子のことを見られるようになったのは、心理学を学んで、私と価値観がまるで逆だと分かったからです。
🍃🍃🍃
休むことにOKを出す前に、私は息子に聞きました。
君は今日、どう過ごしたいの?ママは今日は君を連れて行けないんだ。
「ひとりでゆっくりしたい。」と、言いました。
もうひとつ、質問。
君は今日、ひとりでゆっくりすることで、明日は復活できそうと思う?
「うん、できる。」と、言いました。
【おうち楽習サポート】主宰の三橋未来さんは、こう言います。
"そうやって、自分がどうなるっていう目的の姿をイメージできるように声をかけるのって、大事だよね。”
そう、私が判断することじゃないなと思ったのです。
息子が1年生の時に私がゴリゴリとやっていたみたいに、明日は学校行けるんでしょうね?っていう圧をかけるでもなくて、息子本人に考えて欲しかった。
今日どうやって過ごしたいのか。明日はどうなっていたいのか。
考えたら、イメージだけでもしたら、そこに向かうから。
それが実際、「うん、できる。」と言った通りにならなくても良かった。
違ったらまた翌日、考えたらいいから。
適当なこと言って~とか、また嘘ついて~とか、
不思議とそういう感情は沸いてきませんでした。
息子は私とぜんぜん違う性格だから理解なんて全くできないけど、そう言うんならそれが今の答えなんだろうなと。
そう、認められただけでお互い「すとん」とその朝は休むことに決まりました。
さて、その日のその後。
一体息子がどう過ごしてどうなったのか。
やっぱり私の予想外をいく息子のその後は、明日の投稿に書きますね。
🍃🍃🍃
落ち着きがなかったり、好き嫌いがはっきりしすぎていたり、めんどくさがったり。
「こんなんでうちの子大丈夫かしら??」と心配されてらっしゃる方がいたら、ぜひメッセージくださいね。
対策の方法もあるし、声のかけ方や、あふれる才能、得意の傾向などお伝えできます♪
その子も何も悪くないし、育て方でもないのです。
周りに理解されづらいタイプなのですが、こういうタイプだと知って理解さえできたら面白い観察対象になっています。
きっと心配でなく「応援」「サポート」する感覚になれると思いますよ♡