開催レポ:キッズに「おまかせ」ごはん(オンライン)
「こんなふうに我が子は感じるのかと改めて知りました」
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3月2日に、「キッズに【おまかせ】ごはん」を、オンラインで開催しました。
今回は5歳~3年生のお子さん&保護者の方がご参加くださいました♪
リピートしてくださった方も、初めての方も。
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「お手伝い」は、やりたがらない子でも不思議とハマった!というお声を頂くのですが、
「お料理させたいけれど、どうやったら?」という方が案外多いのかもしれませんね。
包丁の持ち方、左手の抑え方、切り方・・・それをイチから教えこもうとして喜ぶタイプのお子さんももちろんいますが、そんな話をしている間に興味がなくなりやりたがらなくなる、というお子さんもいます。
「おまかせ」して進める方法は、基本のキから説明されるとイヤになってしまう子ほど、楽しめるはず。
我が家の息子が、そうだったからです。
でも、楽しい!喜んでもらえてうれしい!自分でできる!となってからなら、基本のキを説明しても聞けるのです。そこに至るまで、調味料を入れすぎたり、野菜の硬さがまちまちだったり、色々ありましたが。
小学4年生の今では、適当~になにかしらの夕飯を作れるようになったので、時々私がしごとから帰ると夕飯ができているので、私も助かっています。
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大人って、レシピを見ながら料理をした経験もあるし、教わりながら作った経験もある方がほとんど。
だから料理を作っている最中に「どのくらい?」と、火加減・量などを質問が出ます。
質問して、その通りにすれば完成すると分かっているから。
もしくは、「おまかせ」ではなく「お手伝い」が合うタイプのお子さんだと、「このくらい?」「合ってる?」という確認をこまめにしたがる場合もあります。
でも子どもは「入れて」と言うと全部入れるし、
「入れても入れなくてもいいよ」と言うと考えます。
水分の飛ばし具合も、「泡が出なくなるまで」と言うとフライパンをしっかり見ています。
ご飯と一緒に食べた時に「味が薄いな」と思ったら足せばいい。
ご飯と一緒に食べた時に「べちゃべちゃだな」と思ったら次はもっと水分を飛ばせばいい。
味が薄い・濃い、好き・嫌い、そもそもそういう自分の感覚を大事にしてもらいたくて、味見を何度もしてもらいました。
1度で成功する必要もないし、
この日zoomで繋いだ5家族全員が同じ見た目の料理に仕上がる必要はない。
と、思ってやっているので、さほど窮屈さはないのだと思います。
自分と我が子は同じ感覚とは限らない、それぞれ強いタイプが違って性格的特徴も違う、
という心理学をもとにした【おうち楽習サポート】のタイプ別の視点があります。
それをもとにお話しを交えたり、進めたりしていたのですが、
きっと大人が見ていると「もっとこうしたらいいのに」と思うことも多いと思います。
でも「そんな風にやるのか!」という発見も多いのではないでしょうか。
感想をいただいた中に、「こんなふうに感じたり行動したりするんだ」とお子さんを見て改めて知ったと書いてくださった方がいらっしゃったのは、そういうタイプの違いが見えたということなのです。
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「やってみたい!」
「やってみていいよ」
を積み重ねて、
調理中のヤケドや怪我、その対処も含めて、
見たことがある、
やったことがある、
できる!
そんな経験ができる場になれていたら嬉しいです。
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次回のメニューは考え中ですが、決まりましたらこちらの公式LINEよりお知らせします。