仕込んだお味噌は今
お味噌と一緒に生活する
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今年の3月~4月に仕込んだお味噌。
2か月ちょっと経った6月現在、どんな感じでしょうか。
🍃🍃🍃
梅しごとのついでに、お味噌を見てみると・・・ちょっと白いカビっぽいものが。
(上のほうにある白いぽわぽわのです)
違う色のカビができている方もいらっしゃると思います。
あと、上の方に液体が出てきていますが、これは変なものではありません。
水分があがってきているもので、これはこれで調味料として使えるものです。じゃぶじゃぶになってお味噌が水没していると、さすがに多すぎなので、少し重石を減らしてあげるといいです。
中の方は大丈夫そうですね。
カビは放っておくと増えてしまうので、見つけた時に取り除いておきます。
清潔なスプーンなどで削り取って、きれいなキッチンペーパーで内壁を拭きました。
そして焼酎などのスプレーを吹きかけたら、OK♪
上にラップを敷いて、またお塩の重石をのせ、蓋をして完了。
一緒に仕込んだ、皆さんのおうちのお味噌はどうでしょうか。
カビがはえたからといって、「失敗だったー!」というわけではなく、こうやって取り除けば大丈夫。
大豆とまぜた麹が発酵を続けてくれて、お味噌になっていきます。
仕込んだときの大豆の香りから、ずいぶんと味噌っぽい香りになっています。
3月の時の記事にも書きましたが、麹とその他の菌との拮抗(パワーバランス)によって、カビが生えたり生えなかったりします。
「麹」も「菌」も生き物なので、作る人や、その家にもともと住む微生物とのかけひきで、その「家」の味となっていくのです。
これから暑い夏になりますが、直射日光が当たるような高温多湿のところじゃなければ、置いておいてだいじょうぶ。この暑い夏を乗り越えて、また涼しくなってという気温の変化とともに発酵も一緒にすすみます。
カビパトロールだけしながら、お待ちくださいね♪♪♪