元気のためかた:繊細っこ編
キーワードは「安心」
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先日、自分のココロのエネルギーをためるために息子が学校をお休みした話しを書きました。
今日は、私と似た繊細タイプの娘のお話です。
「学校いきたくない」が発動した娘、なにがイヤなのか聞くと「プールの授業」でした。
プールね、はいはい、地獄のシャワーとか、水かかるのイヤとかでしょ、と思っていたら・・・
私の予想と違うことでイヤでした!
🍃🍃🍃
見学でもいいよ、と言ってみたものの、れでもイヤとのこと。
あれ?なんでだ?
と思ううちに、娘がぽろぽろ涙を流して泣き始めました。
そして「こわい・・・・・・・・・・」と言うのです。
水が怖いかどうかは確認済。
それではないところで「こわい」らしいのです。
もしや。まさか。と思ったので
「ねぇ、たとえば何かみたいに見えるとか、どうにかなっちゃうとか、そんな気がしちゃって怖いの?」と娘に聞いてみたところ、ビンゴでした。
みんなをプールサイドで見ているだけで、「溺れちゃう」という気がして怖いのだそうです。
私もプールではないけれど、同じタイプだから分かりました。
広い歩道の車道側とか、電車のホームの外側(電車に近いところ)とか、怖くて歩けません。
とにかく「確かにそれじゃ学校行けないね」ってことになり、お休みすることにしました。
🍃🍃🍃
繊細タイプというか、空想にふけりやすいタイプというのがあります。
自分で意識しなくても、見た目、音、香り、などちょっとしたことをきっかけに連想してしまいます。
娘の「みんなが溺れちゃう」というのも、娘は体験もしてもないし、そういった映像も見てもいません。
でも、本当に怖くなってしまうのです。
こういうタイプの子には、「そんなことあるわけないでしょ!きにしないの!」というとつらくなります。
自分でも分かっていてもどうしようもないから。
だから「安心」できるように少しずつ少しずつ「大丈夫だった」の経験を積み重ねていくのです。
今回も娘は、1日お休みをして、泣いても話しても大丈夫だった、休んでもいいんだ、という経験をひとつGETしました。
そしてひとりで黙々と好きなお絵描きや工作をして、満たされていました。
他にもいくつか不安なことがあったようなので、それも話してもらい、ひとつずつ丁寧に「これはどうしようか」と一緒に考えていきました。
ゆっくりゆっくり、着実に「大丈夫」を重ねていき、ひとりで無心になにかに没頭する。
それが満たし方なのです。
もし、娘のように意味不明に怖がることがあるようなお子さんがいたら、同じかもしれません。
それを理解できるのがすごくてできないのは悪いとか、
人として繊細じゃないからダメとか
そういうことでは全くなくて、
個人のもつ性格的特徴なので、
こういうひとがいる、っていうのを知っていてくださる方がいるだけで、嬉しいもの。
学校が嫌い、手を上げられない、ひとりでいる、しゃべらない。
そういう子は「できない子」じゃないんです。
だから怖くなったら休んで避けてもいいし、頑張って行って自分なりの対処法を学んでもいい。
ただ、ちゃーーんと特別な才能があるということはお互いに分かっていて、根拠のない自信を持っている、心のどこかで「大丈夫」と思えていれば、本当に大丈夫なんです。
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